こんにちは。
ぼん母ちゃんです

皆様、『猫カビ』というのをご存知でしょうか?
正直、私は当会の活動に参加するまで知りませんでした。
皆様ご存知かもしれませんが、まずは『猫カビ』とは。。。
正式名称は『皮膚糸状菌症』。
皮膚糸状菌と総称される真菌(カビ)の感染が原因で発症する皮膚の病気です。
皮膚糸状菌は接触感染するため、すでに感染している犬や猫、人などと接触したり、菌に侵された環境下に行って体に皮膚糸状菌をくっつけてきたりすると感染してしまうことがあります。
子猫の時に罹ることが多く、自然治癒することもあります。
成猫になっても、病気やストレスなどから免疫力が弱くなっている時に発症することもあります。
猫の場合の主な症状は、皮膚が白くカサカサしたり、フケや脱毛したりなどです。
人に症状が出た場合はカサカサして赤くリング状の湿疹ができたり、かゆみが出る時もあります。(猫の病気辞典より)この『皮膚糸状菌症』が通称『猫カビ』と言われています。
当会で預かりの活動をしていると、この感染症にかかっているコが保護される時があります。
上記での説明にもあります通り、子猫やストレスなどで免疫力などが落ちているコに症状が出やすくなるため、保護以前の環境が過酷であったならば症状が出てしまうのも仕方がないのかもしれません。


以前、当会の保護っコだった、ロイ君。
長毛なのに、猫カビの影響でしっぽが脱毛。ヒョロヒョロなしっぽに・・・

現在は素敵な飼い主さんに貰われ幸せに暮らしています。
猫に限らず人や他の動物の間でも感染しあう病気という事で、少々やっかいではありますが、
ただこの病気、適切に治療を行えば
必ず完治します!
そして、命を脅かすような事はまずありません。
当会で、この感染症にかかっているコに応募があった場合には、その旨を必ずお伝えしています。
猫カビについても説明させて頂き、先住のペットのいる場合や応募者の方が希望すれば、症状が落ち着いてからの譲渡にも対応しております。
これまでの応募者さんの中には、
「猫カビくらい大丈夫です。こちらで治療しますよ」と言って下さる頼もしい方もいましたし、「聞いた事の無い病気でしたが、飼い主になるのですから自分なりにも勉強しておきます」と言って下さった方もいました。
でも中には「病気のコはちょっと・・・」と、応募を取り消される方もいるのですが、私はもったいないなぁと感じるのです。
応募される方はきっと、新しく家族を迎えようといろいろと考え、里親応募サイトなどを検索し調べ思案し、この子を我が家に迎えようと決心した結果、ご応募されてるのではないかと思うのです。
猫カビは、その決心を揺らがせてしまうほどの重大な病気では無い!と、私は思っています。
あくまでも個人的な考えですが、猫カビって人間の風邪と似ているなと感じています。
風邪って症状の出ている人の傍にいるとかかりやすいけど、自分が健康であればうつらなかったり、軽い症状で済んでしまう事もあるし、
また、適切な治療をすれば必ず治る事や、治療しなくても自然治癒する場合もある事。
治療をせずに放っておくと悪化する場合もありますが、それでも治らないって事は無いと思うんですよね。
もちろんペットを飼う上での考え方は人それぞれですし、各ご家庭の環境も様々な事も分かっています。
先住ペットを想ってのお断りだったりもあるので、断られる事をとやかく言いたい訳ではありません。
ただ知らずに「病気なの!?

」と引いてしまう前に、『治る病気』と知って頂き、前向きに捉えてもらえたらいいなと思いましたので、一会員としてつぶやかせて頂きました。
ではでは最後に、猫カビ治療を乗り越え、今現在は元気に過ごしている、飼い主様募集中の猫ちゃん達をご紹介





優しい飼い主様からのご応募を、お待ちしています

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